毒グモ、新たに確認されず 海津市内で岐阜県と市調査

 【岐阜県】海津市の国営木曽三川公園センターで特定外来生物の毒グモ「セアカゴケグモ」が見つかった問題で、県と海津市は10日、市内の集客施設や小学校を調査した。セアカゴケグモは確認されなかった。


 県と市は9日、発見場所の駐車場で現地調査を実施。「行動範囲は狭いと思われるが、トラックなどに運ばれて移動する可能性がある」(市担当者)ため、確認作業の範囲を広げた。

 県地球環境課と西濃振興局、海津市の職員11人が、市内の道の駅や市営温泉の「海津苑」、発見場所や長良川右岸の堤防道路に近い小学校など5カ所を調査。排水溝のふたを外して中をのぞいたり、植え込みの中を確認するなどした。

 海津市は「今後も必要に応じて確認作業を進めていきたい」としている。市教委を通じて市内の幼稚園と小中学校に注意を呼び掛けているが、啓発用ポスターの制作や掲示も検討しているという。

 (後藤厚三)

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 木曽、長良、揖斐の3河川で、河口から上流25キロまでの計65地点を調査していた国土交通省木曽川下流河川事務所は10日、セアカゴケグモは見つからなかったと発表した。

 これまで生息を確認した公園や同事務所などの周辺は今後、週1回程度の調査を継続する。

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