ブラウントラウト:根絶へ予算計上 道、新たに6河川で/北海道 サケ・マスの稚魚を食べるため問題となっている外来魚のブラウントラウト(欧州原産)の根絶へ向け、道は08年度予算案に「外来魚駆除総合対策事業」の経費644万円を計上した。戸切地(へきりち)川(北斗市)、鳥崎川(渡島管内森町)など6河川の生息調査や地元漁協などとの調整に入るほか、05年度から駆除に取り組んでいる静狩川(同管内長万部町)での根絶を目指す。 道は01年度から今年度まで「外来魚緊急総合対策事業」を実施し、道内3湖沼でブラックバス(北米原産)を根絶させた。 新事業は10年度までの3年間を予定。ブラウントラウトの生息が判明している戸切地川と鳥崎川で地元漁協や釣り愛好者らの同意を得て駆除を始めるほか、生息が確実視されている4河川で生息状況などを調査する。いずれもサケ・マスの稚魚放流が行われている。また、五稜郭(函館市)の堀に生息するブルーギル(北米、西アジア原産)の駆除や、ブラックバスがいる可能性のある2湖沼での確認調査も実施する。 ブラックバスとブルーギルは生態系に影響を与えるとして、外来生物法で飼育や放流が規制される特定外来生物に指定されている。ブラウントラウトは指定外だが、道は内水面漁業調整規則で放流を禁止している。冷たい水に適応できるため繁殖が深刻化。約70の河川・湖沼に生息していると言われる。道立水産孵(ふ)化場森支場が04年に静狩川で行った調査では、放流されたサケの稚魚の15%が食べられていると推定された。 道漁業管理課は「駆除している静狩川では、以前は食べられていた小魚やカエルが増えた。漁業被害だけでなく、生態系を守るためにも駆除は必要だ」と話している。【去石信一】 2月22日朝刊 +Yahoo!ニュース-北海道-毎日新聞 投稿ナビゲーション ジョーンズが優勝、桐山さんは7位でフィニッシュ/BASS Bassmaster Classic:最終日外来魚、クラゲ、シカ…“厄介者”グルメに変身 環境保全に一役